2020年10月14日「涼しい季節になってきたからこそ知っておきたい犬猫の平熱」
「涼しい季節になってきたからこそ知っておきたい犬猫の平熱」
暑い夏が終わり、秋に入ると同時にだんだんと涼しい日が増えてきました。
これからの季節は朝や夜の気温が下がるため、ワンちゃん・猫ちゃんの身体が冷えてしまわないように気をつける必要があります。
そのためには、そもそもワンちゃん・猫ちゃんの平熱がどのくらいなのかを把握しておくことが大切です。
動物病院に連れて行くと、診察の際にお熱を測ることが多いと思います。
診察室でのワンちゃん・猫ちゃんの平熱はおおよそ37.5?39.2℃とされますが、これには少々注意が必要です。
動物病院に着いた時点で多くのワンちゃん・猫ちゃんは緊張や興奮をしており、おうちと比べて体温が上がりやすい状況にあると考えられます。
だからこそおうちでの平熱は、病院での体温と比べて0.5℃ほど下がっていても異常ではありません。
しかし、健康なワンちゃん・猫ちゃんの体温が36.5℃を下回ることは滅多にありません。
身体に触れた際に冷たく感じる場合には人の体温よりも低い可能性があります。
もしその場合は今いるお部屋の室温が、ワンちゃん・猫ちゃんにとって涼しすぎるかもしれませんので、寝床に毛布を用意してあげたり室温を2?3℃高めに設定することで体温が下がりすぎないように気をつけましょう。