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2020年10月07日ウサギを一羽二羽と数える理由

ウサギを一羽二羽と数える理由ウサギは鳥ではないのに一羽二羽と数えます。現代の解釈では、別に一匹二匹と数えても問題はないのですが、今でも一羽二羽が正しいという人は大勢います。では、そもそもなぜウサギを一羽二羽と数えるのか、ご存知でしょうか?その理由については、諸説あります。①ウサギを食べていた頃の名残昔から、ウサギは狩猟の対象として捕獲され、食用にされてきました。昔の日本は仏教の思想によって、獣肉を食べることが禁忌とされていました。しかし、キジなどの鳥肉は食べてもいいという例外もありました。それでも獣肉を食べたいと思った時に、ウサギを鳥と見立てて「鳥肉」と誤魔化して食べていたのです。その行為を正当化するために、ウサギを一羽二羽と数えるようになったと言われています。②耳が羽のように見えるウサギを捕まえる時、耳を掴んで捕獲する様子を見たことはありますか?細長い耳はウサギの大きな特徴ですが、それが羽のように見えるため、ウサギを一羽二羽と数えるようになりました。また、ウサギの耳を束ねて持ち運んでいたことから、束を数える「一把(いちわ、いちは)」の漢字が変わって、一羽になったという説もあります。ウサギの数え方には色々と起源があるようです。それだけ、ウサギが昔から、人間と深い関わりを持ってきたということでしょう。

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