2021年06月18日「ワンちゃん・猫ちゃんの吐瀉物。どんなものだと危険?」
「ワンちゃん・猫ちゃんの吐瀉物。どんなものだと危険?」
愛犬・愛猫と生活していると、時々何かを吐いているのを目にすることがあることでしょう。
ぐったりしていたり、明らかに元気がなければ異常と判断できますが、そうでないと動物病院へ行くべきか悩んでしまうもの。
そんな時、拭き取る前の吐瀉物に注目してみると、何か情報が得られるかもしれません。
例えば、吐瀉物に血液が混ざっている場合、それは食道や胃腸のどこかで出血していることを示しています。
特に、真っ赤な血液が混ざっている場合には、今もなお出血が続いている可能性があり、ワンちゃん・猫ちゃんの様子をしっかりと見つつ、心配であれば早めに動物病院へ相談しましょう。
また、吐瀉物からうんちのような臭いがしている場合も要注意です。
消化管の動きが悪かったり、何かが腸のどこかで詰まっている可能性があります。
食べ物が大腸へ送られず、発酵してしまっているのでしょう。
もし何かが詰まり“腸閉塞”を起こした場合、愛犬・愛猫の命が危険にさらされる恐れがあり、いわば緊急事態です。
気軽に様子を見ず、早急な動物病院への受診をオススメします。