2021年05月08日「ペットフードをふやかして与えるメリット」
「ペットフードをふやかして与えるメリット」
子犬や子猫をご自宅に迎えたとき、月齢にもよりますが多くの場合にドライフードをお湯などでふやかしてから与えるように指示されることと思います。
でも大人のワンちゃん・猫ちゃんに対して、通常はこのような“ふやかしフード”は与えませんよね?
今回は子犬・子猫限定と考えられがちな、ふやかしフードについてお話いたします。
ドライフードをふやかしてから与えるメリットとして考えられるのは、
・歯がなくても食べやすい
・喉に詰まりにくい
・匂いが強くなり風味が良くなる
・消化や吸収が良くなる
・水分摂取も一緒にできる などです。
これらのメリットはまだ幼い子犬・子猫で特に重要です。
硬いドライフードでは十分に噛み砕くことができず、吐いてしまったりお腹を下してしまいます。
子犬や子猫には、乳歯がしっかりと生え揃うまで十分にふやかしたご飯を与えましょう。
ドライフードに切り替える際には、ゆっくりと時間をかけて下さい。
具体的には、だんだんとふやかすためにドライフードをお湯につけている時間を短くしていきましょう。
そうすることで、徐々に硬いご飯に慣れることができます。
また、先ほどご紹介したメリットですが、子犬・子猫に限ったものではありません。
愛犬・愛猫に何らかの病気が見つかったり、高齢になって歯やあごが弱くなってきた場合、あるいはあまり水を飲まない子には、大人であってもふやかしフードを試してみてはいかがでしょうか?