2021年05月13日ネコちゃんの足のしくみ
ネコちゃんの足のしくみ
しなやかなジャンプやネコパンチなど、俊敏な動きが得意なネコちゃん。
この動きを可能にしているネコちゃんの足は、いったいどんな構造になっているのでしょうか?
実はこれらの動きを可能にしているのは、ネコちゃんの骨格にあります。
ネコちゃんの前足と後ろ足は、一見同じ骨の造りのように見えます。
しかし、後ろ足の中足骨と呼ばれる骨が、前足の中手骨に比べて長いという特徴があるのです。
後ろ足が長いことによって、ネコちゃんはひざを大きく曲げることができます。
屈曲によりかかとにテコの原理が働くため、少ない力でも大きくジャンプすることが可能となります。
ネコちゃんが見た目以上のジャンプ力を発揮できるのはこのためです。
また、前足の注目すべきポイントはひじの柔軟さにあります。
ひじが柔らかいため、前足を自在に動かすことができるようになるので、ネコちゃんは前足を器用に動かしてさまざまな動きをすることができます。
例えば前足で挟み込んで木に登ったり、ネコパンチを繰り出 したりとネコちゃん特有の動きにつながっています。
ネコちゃんは高齢になると関節に異常が生じやすいため、動きの鈍さを感じたら早めに動物病院を受診するようにしましょう。