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2020年08月25日アホウドリは本当にアホなのか?

アホウドリは本当にアホなのか?アホウドリという海鳥がいます。簡単に人間に捕まってしまう間抜けな鳥だからという理由で、こんな不名誉な和名を付けられてしまっていますが、本当にアホウドリはアホなのでしょうか?アホウドリは空を飛ぶ鳥の中としてはとても大きく、体重も重い部類に入ります。そのために素早く羽ばたくことができず、飛ぶためには助走が必要となるなど、少し逃げ足が遅い一面があります。離島の断崖絶壁などで暮らしているので、人間に対して警戒心を持っていないこともあり、昔はよく捕まって食用にされていました。そんな悲しい経緯のある鳥ですが、決して頭が悪いわけではありません。崖の斜面に穴を掘って巣を作ったり、雄雌で協力して育児をするなど、しっかりとした一面を持っています。アホウドリの英語名は、アルバトロスと言います。ゴルフ用語でも用いられている名前で、長距離ショットを打って、2打でホールインさせた時などに使われます。それに喩えられるくらい、海外ではアホウドリは偉大ですごい鳥として敬意を払われているのです。最近では、「この名前では可哀想だ」といった意見から、沖の太夫(オキノタユウ)という名前に変える活動も進んでいます。この名前には「大きくて美しい鳥」という意味があります。新しい時代に相応しい、偉大な名前を誇れる日が来ると良いですね。

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