2020年11月03日猫が「猫パンチ」をする理由
猫が「猫パンチ」をする理由
散歩しているとき、一匹の小さな野良猫がやってきて、うちの犬に猫パンチを食らわせたあと、去っていきました。犬の顔に傷はできていませんでしたが、犬はうなり声をあげていたので、威力はあったのかもしれません。
猫パンチをする理由や、猫パンチの威力がどのぐらいか気になったので調べました。
猫が猫パンチをする理由は3つあるとされています。
①遊びやおねだり
②不快感・不満
③攻撃
ポンポンと軽くたたくような猫パンチは、「遊んでほしい」「かまってほしい」のサイン。
不快感や不満から出る猫パンチは少しツメが出ていることもあり、少し痛いぐらいです。
攻撃の場合、ツメがしっかり出ており、確実に小動物をしとめることができます。
攻撃で引っかかれたなら、人間でも大きな傷ができるでしょう。
野良猫に不快感や攻撃などで猫パンチされたときは要注意です。
傷の部分が腫れたり、発疹が出てきたりすると、「猫ひっかき病」の可能性があります。
猫ひっかき病は、ネコノミに寄生しているバルトネラ菌が、傷から体内に侵入することで起こります。ひどくなると、微熱、全身倦怠感、関節痛など風邪のような症状を引き起こします。
日本では猫の9~15%が菌を保有しているそうです。猫パンチで傷ができたときは、すぐに傷を水で5分以上洗い流し、消毒・殺菌用の軟こうを塗るようにしてください。