2020年06月29日「犬と人を比べてみたら」
「犬と人を比べてみたら」
ペットは飼い主に似てくるとよく言われますが、人と犬の生態を比較すると犬の知られざる一面が見えてきます。
今回はそんなワンちゃんの見た目や感覚の違いについて調べてみました。
①
犬には肩がない?
ワンちゃんには人間でいうところの「肩」がありません。なぜなら犬の肩関節は胴の中に組み込まれているからです。
そのため、ワンちゃんは人のように腕を好きな方向に動かすことができません。
ただその分、左右に動きのブレがないため走るのに適した体になっています。
人は手先が器用に、犬は速く走れるように体は進化していったのです。
②
肉球の役割
犬にあって人にないパーツといえば肉球です。ワンちゃんの肉球は厚くて弾力のある硬い皮膚で、地面を走るとき怪我をしないよう保護する役割をもっています。
肉球には汗腺もあるので体温調節の働きもあります。
③
かなりの近視
ワンちゃんは人に比べて視力が悪く近視傾向にあります。それは人よりもピント調整が苦手なためです。
しかしワンちゃんには人にない「輝板」と呼ばれる光を反射する組織があるため、暗いところでものを見るのが人よりも得意となります。
④
味覚が鈍感
犬は人よりなんと、12倍も味覚が鈍いんです。そのため苦味を感じることができません。苦い毒が認識できないので、散歩中の拾い食いには気をつけましょう。
ワンちゃんの新しい一面を知ると、思わず愛しさが増してしまいますね。