2021年10月16日「可愛い印象のカタツムリに潜む危険性とは?」
「可愛い印象のカタツムリに潜む危険性とは?」
梅雨になると、カタツムリを見かけることも増えるでしょう。
なんとなく可愛い印象をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
ただ、カタツムリにはちょっと注意していただきたい危険性が潜んでいます。
これは人も散歩中のワンちゃんも気をつけなければなりませんので、今回ご紹介したいと思います。
カタツムリに潜む危険性、それは寄生虫です。
実はカタツムリはいろいろな寄生虫を媒介することで有名であり、生の状態で口にしてしまうと人やワンちゃんの命を脅かす症状を引き起こすこともあります。
中でも有名なのは、“広東住血線虫(かんとんじゅうけつせんちゅう)”です。
この寄生虫に感染してしまうと、ワンちゃんだけではなく人も脳や脊髄といった神経系を破壊され、最悪の場合、死に至ります。
だからこそ、ワンちゃんの散歩中にカタツムリを見かけたとしても、決して近づけないでください。
ワンちゃんは気になったものを口に入れて確認する習性があり、間違って飲み込んでしまう危険があります。
できることなら、普段の散歩時から拾い食いをさせないようしつけておきましょう。
ちなみに、人がエスカルゴ料理としてカタツムリを食べることがありますが、加熱処理によってこの広東住血線虫は死滅するのでご安心ください。