2021年01月26日「本当に危ない!除草剤の中毒」
「本当に危ない!除草剤の中毒」
近年、実際に食べる人への影響を考えて、野菜や果物の栽培に農薬の使用を控える傾向にありますよね。
しかし、農薬や除草剤が悪影響を及ぼすのは人だけではありません。
愛犬や愛猫が除草剤を摂取し、中毒症状を引き起こすと命を落とす危険があるのです。
では、いつ・どこで愛犬・愛猫は除草剤を摂取する可能性があるでしょうか?
実は近所の公園や一般家庭で使用している除草剤にも、ワンちゃん・猫ちゃんに中毒を引き起こす可能性があります。
そのため、普段のワンちゃんのお散歩時にも、最近除草剤を撒いた公園や空き地は避けるよう注意しなければなりません。
ワンちゃん以上に注意したいのが、外へ自由に出られるように飼われている猫ちゃんです。
いつ・どこで除草剤と接触するか分からないため、愛猫を自由に外へ出すのは大変危険と言えます。
多くの場合に、除草剤で引き起こされる中毒症状は急なものです。
けいれんが起きたり、過剰に興奮したり、嘔吐や下痢、黄疸 など、症状の種類も様々なのです。
治療が遅れると助からないことも多く、また摂取量によっては突然死してしまうこともあります。
お散歩や外から帰ってきた後、愛犬・愛猫の様子がおかしい場合には、なんらかの中毒も疑って早急に動物病院へ相談しましょう。