2021年02月07日「ペットとしてのフェレットは不妊手術が必須?」
「ペットとしてのフェレットは不妊手術が必須?」
フェレットというと、現在ワンちゃん・猫ちゃんに次いで人気のコンパニオンアニマルとされています。
実際、フェレットを飼っている方、およびこれから飼おうと考えている方の数が増えてきているそうです。
その理由としてフェレットには、ワンちゃん・猫ちゃんとは違った“飼いやすさ”がたくさんあるからでしょう。
まずフェレットは通常お散歩がいりません。
また、鳴き声が小さく、爪とぎで壁や床を傷つけることもありませんので、集合住宅でも安心して飼うことができます。
しかし、フェレットを飼う上で一つ注意しておかなければならないことがあります。
それは不妊手術(去勢・避妊手術)を受ける必要があるということです。
確かに近年では、人と暮らすワンちゃん・猫ちゃんの多くが不妊手術を受けていますが、それでもフェレットのように必須ではありません。
オスのフェレットは、去勢手術を受けていないと繁殖期に気性が荒くなり、一時的に手がつけられなくなってしまいます。
さらに飼い主さんやご家族の方にケガを負わせてしまう可能性まであります。
またメスの場合はもっと深刻で、避妊手術を行っていないと性ホルモンが過剰に分泌され、様々な病気になりやすくなり、多くの場合に短命となってしまいます。
そのため、もしこれからフェレットを飼おうと考えている方は、
・その子がすでに不妊手術を受けているかどうか
・もしまだなら、近隣の動物病院で手術をお願いできるかどうか
の2点について、事前に調べておくと良いでしょう。