2021年02月16日飼いやすい犬ランキングは見るべきじゃない?
飼いやすい犬ランキングは見るべきじゃない?
飼いやすい犬ランキングでは、「○○(犬種)はおとなしい」「かしこいから、しつけがしやすい」「留守番が平気」「散歩は少なくてもいい」などと書かれていますね。
犬を飼ったことがない人は、「それならいいかも!」と犬を選んでしまうことがあるようです。
そして予想とちがって、犬を捨てたり譲渡したり、ひどいと虐待に走ってしまうという悲しい現状があります。
ランキングで紹介されているような、おとなしい犬種も、留守番が平気な犬種もありません。
散歩はどの犬にも欠かせないものであり、どのぐらい散歩が必要なのかは個体差があります。
犬には性格があるので、留守番か平気かどうかも、それぞれちがいます。
飼い主のしつけが上手くできていないと、おとなしくてかしこいと宣伝されている犬種も、言うことを聞きません。
「かしこい犬だと思ったのに!」というのは間違いです。
このほかにも犬を飼ったとき、予想を裏切られることが多々あります。
「そんなに世話代はかからない」といわれても、病気になれば多額の医療費がかかり、トリミングやカット、毎日のお手入れもお金がかかります。
飼いやすいと思って飼った犬が予想とちがったうえ、多額の費用もかかる。世話がイヤになってしまう人もいるのでしょう。
ペットが悲しい結末を迎えないように、飼いやすい犬ランキングを真に受けて家に迎えるのは、絶対にやめましょう。