2020年05月12日「猫のマンション落下事故」
「猫のマンション落下事故」
猫高所落下症候群という言葉をご存知でしょうか?
実は英語でもHigh-rise syndromeと呼ばれるように、世界的に知られている名称になります。
猫ちゃんが高層マンションのように高いところから飛び降りてしまい、骨を折ったり内臓を痛めたり、最悪亡くなってしまうことが多いため、このような名前で呼ばれています。
本来、猫はある程度の高さから飛び降りても空中で体勢を整えて落下に備え、さらに全身を活かして衝撃を最小限にして着地することができます。
ただし、マンションやビルの高層階から飛び降りてしまった場合は無事では済みません。
実は、原因に関しては正確には分かっていません。
猫はあまりにも高すぎると、地面までの高さを正確に把握できていないのではないか?
マンションに住む猫は外に出る機会を失っているため、外出しようとしてベランダから誤って落ちてしまうのではないか?
などと考えられています。
日本でも、実際に多くの猫ちゃんが高層マンションなどから飛び降り 、救急病院に運ばれてくることがあります。
打ち所や落ちた高さにもよりますが、命の危険があることですので、
2階以上のお部屋で猫ちゃんを飼われている方はベランダに出したり、猫がいる部屋の窓を開けっ放しにしないよう徹底しましょう。