2021年09月03日「ごはん前にくるくる回る仕草はやめさせるべき?」
「ごはん前にくるくる回る仕草はやめさせるべき?」
皆さんのおうちのワンちゃんは、ごはんをあげようと準備し始めたり、ごはんが入ったお皿を目の前に持っていくと、その場でくるくる回り続けませんか?
この仕草、可愛いと思っている方も多いですが、注意が必要かもしれません。
今回は、ワンちゃんがくるくる回る仕草をやめさせた方がいいケースをご紹介したいと思います。
そもそも、ごはんを前にして愛犬がその場でくるくる回り続けるのは、この後ごはんが食べられることに興奮しているからです。
きっとごはんがもらえてすごく嬉しいのでしょう。
でも、この仕草が負担となる場合があります。
その一つが何らかの病気を持っているケースです。
例えば心臓病の治療中であれば、過剰に興奮させることは心臓に大きな負担をかけてしまいます。
関節炎など、手足に異常を抱えているワンちゃんは、くるくる回ることで悪化させてしまう危険があります。
特に、心臓病や関節炎は高齢のワンちゃんに多く見つかる病気ですので注意しましょう。
また、足が細いワンちゃんも要注意です。
トイプードルやイタリアングレーハウンドなど、足が細いワンちゃんは、くるくる回る際に滑ってしまい骨折する危険性が高いとされます。
このような理由から、愛犬がくるくる回ってごはんを楽しみにしているなら、早めにやめさせることも考えてあげましょう。
まずは、くるくる回り出したら「お座り」をさせて一呼吸つかせるようにすると効果的ですよ。