2021年03月28日「コロナ禍でのペット業界」
「コロナ禍でのペット業界」
日本国内においても、“コロナ禍”と呼ばれる生活様式の変化が始まってから1年が経過しようとしています。
緊急事態宣言もこれまでに2度発令され、様々な業界の経済に大打撃を与えました。
その1番の例が、居酒屋やレストランなどの飲食業でしょう。
一方で、日本だけでなく全世界的に売り上げを伸ばしている業界があります。
意外かもしれませんが、ペット業界はその売り上げを伸ばしている業界の1つなのです。
理由は、コロナ禍でワンちゃん・猫ちゃんをはじめとするペットとの暮らしを始めた方が増えたからでしょう。
エキゾチックアニマルと呼ばれる、小鳥や爬虫類、両生類などを飼い始めた方も増加傾向にあります。
背景にはおうち時間が増えたことがまず挙げられます。
リモートワークが主流になり、通勤の必要がなくなりました。
また、距離を保つために人と会う機会が激減し、その代わりとしてペットと暮らしたいと考える方も増えたのでしょう。
ペット業界に関わる身としては、 多くの方にペットと暮らす楽しさを知ってもらうのは嬉しいことです。
しかし、懸念事項もあります。
どんなペットを飼うにしても手間や費用がかかります。
安易に飼い始めた方が、飼えなくなったからと言って同じように安易に手放さないでほしいと願うばかりです。