2021年01月19日「雪の日のワンちゃんの散歩について」
「雪の日のワンちゃんの散歩について」
今シーズンも大寒波が日本列島を襲うようになり、地域によっては大雪が降る季節になりました。
先日のニュースでは、大雪により何台もの車が立ち往生となったことが報道されていましたね。
そんな雪の日にも、愛犬の散歩に行かれているご家庭も少なくないことと思いますが、今回は雪の日の散歩についてお話ししたいと思います。
雪が積もった日、人は長靴やブーツなどを履いて外出しますが、ワンちゃんは靴を履きません。
そのため、散歩に出ると、肉球が直接雪に触れることになります。
人が雪に直接触れると、ものすごい冷たさを感じますが、ワンちゃんの肉球は平気なのでしょうか?
実は、ワンちゃんの肉球は角質でできており、何層にも重なって非常に分厚くなっています。
それにより、地面の温度を感じにくい構造をしていて、雪の冷たさも人ほどは感じません。
しかし、長時間雪の上で過ごしていると、ワンちゃんの肉球にも“凍傷”が生じることがあります。
いわゆる“しもやけ”です。
この肉球のしもやけを避けるため、長い時間雪の上を歩かせないように気をつけましょう。
散歩から帰った後も、ワンちゃんの足裏をタオルで拭いて、冷たい水分を取り除くとよいと思います。