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2021年09月23日ジャコウネコのコーヒーってどんなもの!?

ジャコウネコのコーヒーってどんなもの!?「ジャコウネココーヒー」というコーヒー豆をご存知でしょうか?「コピ・ルクア」や「カペ・アラミド」とも呼ばれる、コーヒー通の人々の間では、絶品の味として密かに人気を集めているコーヒー豆なのですが、かなり驚くべき方法で作られています。ジャコウネココーヒーは、その名前の通り、産生にジャコウネコという野生のネコが重要な役割を果たしています。ジャコウネコはコーヒーの実が大好きで、生息地のインドネシアなどでは、栽培しているコーヒーの実を餌として与えている地域もあります。コーヒーの実の部分は消化されますが、種であるコーヒー豆の部分は未消化のまま、糞として排泄されます。それを回収して奇麗に洗浄し、乾燥させたものがジャコウネココーヒーと呼ばれます。嗅覚が発達しているジャコウネコはとてもグルメで、本当に美味しいコーヒーの実しか食べません。そのため、ジャコウネココーヒーは必然的に上質で美味しい豆が選別されています。さらに、ジャコウネコのお腹の中にある消化酵素がコーヒー豆を程よく発酵させ、カフェインの含有量を半分にしたり、独特な芳香を放つようになるなど、様々な付加価値がつきます。一度に生産できる量が少ないので、たいへん高価ですが、それでも常に品薄状態になるほどの人気です。その生産過程を知ると、大金をはたいてまで飲みたいと思うかどうかは賛否両論ありそうですが、一生に一杯くらいは飲んでみたくなるような、好奇心をそそられる豆ではあります。

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