2020年06月22日「輪ゴムはペットに使わないで!」
「輪ゴムはペットに使わないで!」
今回は普段何気なく人が使っているものの中で、ペットの身体を傷つけてしまう恐れがあるものを紹介します。
それは輪ゴムです!
実は、人の皮膚の構造とペットの皮膚の構造は似ているようで少し異なります。
人の皮膚は分厚く、皮下組織と呼ばれるスペースが少ないのですが、
反対に犬や猫の皮膚は一般的に薄く、皮下組織というスペースが豊富に存在します。
そんな犬猫の皮膚に輪ゴムを使う方、多くはないと思いますが、実際にある事故が起きています。
例えば、靴下などを履かせた際に、その靴下が脱げてしまわないようにするために輪ゴムで縛っているケースが稀にあります。
その状況で靴下から外れ、皮膚に直接輪ゴムが当たるようになると、皮膚に食い込んでしまいます。
輪ゴムの縮む力は人が想像するよりもはるかにペットの皮膚を痛めてしまいます。
最悪の場合、食い込んだまま皮膚や皮下脂肪、さらには筋肉まで切り裂いてしまう可能性があります。
毛の長い ペットで、その毛をまとめるために輪ゴムを使っている方もずれてしまうと同じことが起きてしまうかも知れません。
不用意に輪ゴムを使うのはやめましょう。