2021年09月22日絶滅が心配されている動物たち
絶滅が心配されている動物たち
世界中にはたくさんの動物が生息していて、その数はなんと140万種にもおよぶと言われています。
しかし中には絶滅が心配される動物も多く、それらはわたしたち人間が原因をつくっている場合もあるのです。
例えば都市開発や環境汚染などによる森林破壊や密猟などが挙げられます。
こうした絶滅危惧種を守るため、1948年に設立されたのがIUCN(国際自然保護連合)です。
これは世界最大の自然保護ネットワークとして専門家や科学者が集い、動物たちを守るための活動を行っています。
絶滅の危機にある動物たちのリスト(通称レッドリスト)を作成し、危機度の高い動物をランクづけすることで自然保護の優先順位を決めています。
知らない人も多いかもしれませんが、動物園の人気者のパンダも絶滅が心配されている動物のひとつです。
実は野生のパンダはわずか1800頭あまりしか残っていなく、そのほとんどが中国の山林に住んでいます。
しかし、その場所は金などの鉱物資源が豊富なため資源開発のための開拓が 進められていて、パンダの住む場所が分断され絶滅の危機に瀕してしまいました。
パンダの絶滅を救うためにも、動物園ではパンダの繁殖に力を入れているのです。
もし今後、パンダ誕生のニュースなどを観た際は、これまでよりもさらにおめでたい気持ちになれますね。