2021年01月18日「愛犬がストーブの前を譲らない理由と注意点」
「愛犬がストーブの前を譲らない理由と注意点」
今年もだんだんと寒い日が増えてまいりましたが、おうちの中で暮らすワンちゃんがストーブの前に陣取って寝ていることはありませんか?
実は、国内で人気の小型犬・中型犬の多くは、本来暖かい地域で過ごしていた犬種であり、日本の寒い冬が苦手な子も少なくありません。
そのため、ストーブが生む熱を知り、近づいて過ごすワンちゃんたちも多いことでしょう。
また、ストーブはエアコンのような機械音を発生しないものがほとんどで、大きな音が苦手なワンちゃんでも怖がることなく近づくことができます。
これらの理由から、愛犬たちはストーブの前で気持ち良さそうに寝るのです。
しかし、注意してもらいたいことがあります。
人と違ってワンちゃんたちには被毛があり、外側から熱が伝わりにくい傾向にあります。
そのため、近づきすぎてしまうと、いつの間にか被毛が燃えてしまうかも知れません。
また、被毛が燃えていなくても 、被毛の下に隠れた皮膚が低温やけどしてしまう事例すらあります。
そこで、もし愛犬がストーブの前で気持ち良さそうに寝ているのであれば、それ以上近づきすぎないようサークルなどを設置してください。
愛犬にやけどや火事が起きないよう注意しつつ、ストーブをうまく活用してこの寒い冬を乗り越えていきましょう。