2021年05月19日ネコちゃんのストレス耐性
ネコちゃんのストレス耐性
人間もストレスに強い人や弱い人がいるように、ネコちゃんも個体によってストレスの感じやすさは異なります。
ストレスは思わぬ病気の原因ともなるため、愛猫のストレス耐性をチェックしてみましょう。
比較的ストレスに強いタイプのネコちゃんは、子猫時代に母猫と長く過ごしていたり、色々な経験をしたりしていた傾向があります。
また、元からの性格がフレンドリーなタイプも多いようです。
反対にストレスに弱いタイプは、小さい頃から親猫から離れ、あまりいろいろなものに触れたことのないネコちゃんが当てはまります。
このようなストレスの感じ方は、主に以下の3つの要素で形成されます。
①生まれもったもの
ストレスの感じやすさは生まれもった性格にも起因します。
ネコちゃんの性質は父親から受け継ぐことが多いようです。
②小さい頃の経験
生後2?9週頃の子猫時代は、その後の成長に大きく影響するといわれています。
この社会化期にさまざまな体験やものに触れることで、ストレス耐性も形成されていくのです。
③母猫と過ごす日数
母猫は子猫を守り、身の回りの安全性を教える存在です。
母猫と長く過ごしたネコちゃんは母猫から安全なもの、危険なことを学べるため成長後にストレスを感じにくくなります。
耐性に関わらず、ネコちゃんのストレスの少ない環境づくりを飼い主さんは心がけたいですね。